
「スタジオの機材を最新のB10シリーズへ一新することにしたのですが、長年現場を支えてくれたこのライトだけは、価値を分かってくれる専門店に託したいと思って」。そうお話しくださったのは、広告撮影の第一線で活躍されているプロフォトグラファーのお客様でした。機材バッグから現れたのは、世界中のプロから絶大な信頼を寄せられるProfoto(プロフォト)の『B1 500 AirTTL』。過酷なロケ現場を共にしてきたはずですが、驚くほど丁寧にメンテナンスされており、道具に対するプロとしての敬意が伝わってくるような佇まいでした。今回拝見した『B1 500 AirTTL』は、バッテリー駆動でありながら500Wsという強力な出力を誇り、コードレスストロボの常識を覆した名機です。TTL(自動露出)機能とハイスピードシンクロに対応し、日中シンクロが必要な屋外ロケから精密なスタジオ撮影まで、場所を選ばずに「世界最高峰の光」を演出できます。特に、プロフォト独自のズームリフレクター構造は、ライトシェーピングツールの取り付け位置を変えるだけで配光を自在にコントロールできるため、クリエイティブなライティングを追求する写真家にとって欠かせない武器となっています。鑑定において私が最も注視したのは、フラッシュチューブ(発光管)の「焼け」の状態と、専用リチウムイオンバッテリーの健全性です。ストロボは発光回数や出力設定によって発光管に負荷がかかり、寿命が近づくと色温度のバラつきや光量の不安定化を招きます。今回のお品物は、発光管に曇りやクラックがなく、テスト発光でも非常に安定した色再現性を維持していました。また、予備バッテリーを含め、フル充電からの電圧低下も許容範囲内。プロ用機材は「動く」だけでなく「精度」が命ですので、この安定したパフォーマンスを高く評価し、中古市場における最高ランクの価格を提示いたしました。こうした高出力ストロボを所有されている方に、鑑定士の視点からいつもお伝えしている注意点が「バッテリーの放電管理」です。B1シリーズに使用されるリチウムイオンバッテリーは、長期間使わずに完全放電(残量ゼロ)の状態で放置してしまうと、セルの劣化を招き、最悪の場合は充電不能になってしまいます。使用予定がない時期でも、数ヶ月に一度は残量を確認し、50%から80%程度の状態で保管することが、機材の寿命と将来の資産価値を守る鉄則です。また、発光直後の発光管は非常に高温なため、熱が冷める前にケースに密閉せず、放熱を確認してからパッキングすることも、基盤故障を防ぐ重要なポイントとなります。提示した金額に、お客様は「プロ用機材の特殊性をしっかり汲み取った査定で安心しました。次の世代のカメラマンに使ってもらえれば嬉しいです」と、満足そうに頷いてくださいました。私たちは、一般的なデジタルカメラだけでなく、こうした専門性の高い照明機材や周辺アクセサリーについても、その性能とプロユースゆえの価値を厳密に評価しています。難波エリアで、スタジオ機材の入れ替えや整理をご検討されている方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。機材が刻んできたシャッターの数だけ、その価値を誠実に見極めさせていただきます。


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