
「スマートフォンのカメラも綺麗ですが、旅行の景色をもっと素敵に残したくて数年前に購入しました。でも、最近は結局スマホばかり使ってしまって……。このまま引き出しに眠らせておくのはカメラがかわいそうだと思って、今日はこちらに立ち寄ったんです」。柔らかなグレーの色味が印象的な一台を手に、少し寂しそうに、けれど晴れやかな表情でお話しくださったお客様。カメラ女子の先駆けとして愛されたキヤノンの『EOS M10』が、新しい旅先を探して私たちの元へやってきました。今回拝見した『EOS M10』は、キヤノンのミラーレス一眼「EOS M」シリーズの中でも、特に軽快さとシンプルさを追求したエントリーモデルです。約1800万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 6を搭載し、キヤノンらしい「記憶に近い」鮮やかな発色が楽しめます。特にこのグレーのボディは、カメラ特有の威圧感がなく、ファッションの一部として持ち歩けるスタイリッシュさが魅力。自撮りがしやすい180度チルト式液晶や、スマホへすぐに写真を送れるWi-Fi機能など、SNS世代のニーズを先取りした使い勝手の良さが、発売から時間が経った今でも根強い人気を支えています。査定において私が最も注目したのは、外装コンディションの美しさと、背面液晶のコーティング状態です。EOS M10のようなコンパクトな機体は、バッグにそのまま入れて持ち運ばれることが多いため、ボディの角に小さな塗装剥げや傷ができやすい傾向にあります。しかし、今回お持ちいただいたお品物は、液晶保護フィルムを貼り、さらに専用のフェイスジャケットを装着して使用されていたため、新品同様の質感を保っていました。また、レンズキットの『EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM』も、ズーム操作が滑らかで内部にカビひとつなく、非常に「大切にされてきた個体」であることが確認できました。こうした丁寧な扱いを最大限に評価し、中古市場の相場上限を突き抜ける最高額を提示いたしました。こうしたミラーレス一眼を長く愛用し、高値を維持するためにいつもアドバイスしているのが「ストラップによる擦れ」と「結露」への注意です。首から下げていると、ストラップの金具や付け根のパーツがボディに当たり、気づかないうちに微細な傷をつけてしまうことがあります。また、冬場の寒い屋外から暖かい室内へ入る際の急激な温度変化は、レンズ内部に結露を招き、最悪の場合は電子基板をショートさせたりカビを発生させたりする原因になります。移動時はカメラバッグに入れ、ゆっくりと温度に馴染ませることが、将来的な資産価値を守ることに繋がります。提示した金額をお伝えすると、「そんなに高く評価してもらえるなんて!思い切って持ってきて本当に良かったです」と、笑顔でバッグを預けてくださいました。私たちは、最新のハイスペック機だけでなく、EOS M10のような「日常に寄り添うカメラ」が持つ価値や、オーナー様が注いできた愛情までをしっかりと汲み取ります。難波という賑やかな街で、数多くのカメラと出会ってきた経験を活かし、一台一台に最適な評価をお付けすることをお約束します。もし、出番がなくなってしまったカメラやレンズがお手元にございましたら、ぜひ一度その輝きを拝見させてください。


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